yokohama1976’s diary

雑談ですらない!

80時間という残業への評価

Tokyo Base という会社で40万円保証の固定残業80時間を含むという給与体系が批判を浴びている。

 

ただ、批判批判というよりも内容を吟味したい。

 

1日の流れを分解して、

通常、一般人であれば8時間 (拘束は1日9時間)

そこに通勤が1時間とすれば往復で11時間が会社に掛かる。

更に朝起きてから出社するまで1時間。

帰りに買物行ったり調理したりするのに1時間とすると13時間。

これに睡眠時間を7時間としようか。 20時間。

 

お風呂にも入りたいよね。30分。お風呂入りながら洗濯を夜に回していたけれど最低限干さないといけないし、ゴミ捨てや雑用も日によってこなす。それも30分取っておこうか。そうするとこの時点で21時間。

 

自分に使える時間は3時間ぐらい取れるだろうか。

では80時間の残業というのは1日に振り分けると1日何時間なのか?

まず周で割ると80÷4=20時間の残業が週で発生する。

さらにそれを出勤日の5で割ると、20÷5=4時間

 

あれれ、余暇を全てお仕事に使っても時間足りないぞ?

睡眠時間を1時間削って6時間にしよう。

でも、その残業が普段の仕事場じゃなくて多店舗の応援とか(出張)だったら、あれれ、さらに通勤時間が片道30分増えるぞってなると往復1時間通勤時間が増える。

 

さらに睡眠時間を1時間削ろう。

 

80時間の残業ってこんな感じ。

しかも、出勤日は一日も残業の無い日が無い。

 

8時間労働+4時間残業だから昼休み入れると13時間?

いいえ違います。8時間を超えて仕事するのならその時に1時間さらに休み時間を取らないといけないと本来は法律で決まってます。14時間拘束が正解。

 

でも、ほとんどの会社は残業時の休憩時間なんて無視している現実。

そしてお昼の休憩から何も食べずに21時くらいまで仕事することになる。

 

21時から家に帰る時にスーパーなんて閉まっている。朝みたいに効率よく通勤なんて出来ない。微妙なロスタイムも生まれて実際は朝の通勤より時間が掛かるのもザラ。

 

9時から仕事って言っても、8時半には会社に居なさいって言うのが日本の会社。そこから通勤と朝の身だしなみと支度を考えたら起きるのは2時間前がギリギリ6時半。

 

まともに自分に使える時間が無い状態で毎日ヘロヘロ。それが80時間って言う残業。

 

この会社のトップは言うから。みなし残業だから確実に80時間働かなくていいんだから。あなたの仕事が早ければ!と!

 

これでもかなり見積もり甘いからね。